シュトュットガルトの不動産会社の状況は実際のところどうなのでしょうか?
2018年におけるシュトュットガルトの不動産事情は、公表されている統計調査ばかりでなく、弊社独自の経験から見ても、次のようなことがいえます。
・グローバルに見てシュトュットガルトはあまり有名な街ではありません
・その結果、予期していた不動産価格と現実の価格には大きな誤差が生じています
・実際にシュトュットガルトの家賃価格及び家賃上昇率はヨーロッパの他大都市と同じレベルで激しいものになっています
・不動産購入に関して言えば、シュトュットガルト圏内の2018年の価格は平均6,100ユーロ/㎡です。新築高級物件ですと、15,000ユーロ/㎡以上になります
・賃貸物件に関していえば、築浅で人気物件になりますと光熱費別で17ユーロ/㎡、それに光熱費は3ユーロ/㎡が加算されます
・シュトュットガルト圏内の賃貸物件の相場は50㎡のアパートでおよそ月1,000ユーロ(光熱費込み、キッチン付き、駐車場代無し、2014年以降建設の築浅物件)です
・シュトュットガルト都市圏内にはおよそ50,000物件が不足しているとされています
・こういった全体的に供給不足となっている不動産事情と不動産市場の結果、不動産購入や賃貸物件探しにおいて、激しい競争が繰り広げられています
・例えば、人気のある賃貸物件が市場に現れると、一週間以内に200人の賃貸希望者が応募してくるというのは、よくある話なのです。
・中心圏内の賃貸契約を結ぶのに約6~9か月はかかることもあります
・シュトュットガルトから離れればチャンスも増え、家賃も安くなります
・もちろん市内から離れれば離れるほどインフラが進んでおらず、公共交通機関がないために仕事場まで車通勤が必要になってくることもあります
・上述の結果、シュトュットガルトはドイツ国内で一番渋滞が激しい街と言われています